小学5年生の時に「ピアノ習いたい」ときむらピアノ教室を訪ねてきたTくん。習い始めて2年がたち、中学生になりました。(結構両手で色々弾けるようになったんですよ!笑)

小学5年生、6年生と2回発表会がんばってでたんですけど。中学生になってむずかしいお年頃で「ピアノは続けたいけど発表会は忙しいし出たくない」とお母さんから連絡頂いたんです。

私も仕方がないかなーとは思っていたのですが。やっぱりなんとか出てもらいたくて実はずっと作戦練ってたんですよ(笑)ヘヘヘ

Tくんは、超超超慎重派でなかなか心を開いてお話するのが苦手なタイプなんです。

(そうそう、ピアノは小学校1年生で習いたいと思ったんだけど、体験も行くのが怖くて、小5で私の所を訪ねてくれたようなんです。)

だからこそ、(私の勝手な考えなんですけど)発表会に出て少しでも彼の自信に繋がったり、何か力がついたらいいなと思っていたのです。そしてそんながんばっているTくんを見たらご家族も嬉しくて泣いちゃうかもなぁ笑。。。とか色々想像してたんですよね。。。

そこで私(Tくんディズニー好きは知っていたので)「Tくん、ディズニーの曲弾けたら楽しいと思うんだけど。教えてあげるから一緒に発表会で弾かないなかなぁ!?」

Tくんは一瞬固まってましたけど、ディズニー曲はやりたいと返事をしてくれて、発表会の参加の返事は1週間後にしてくれるという所まで話が進みました。

私もひとまずほっっです。(^^;)

もうあとはTくんに期待しすぎて私の考えを押しつけてもいけないので、じゃぁお母さんにもまだ言わないでおくからね。。。といってさよならしました。

そして翌週、なんと。Tくんから「発表会出てもいいよ。」とお返事もらいましたよ。私、嬉しくて少しウルっとしちゃいました。(T^T)

お母さんにもすぐ連絡したらそれはそれは喜んでくれていて「先生からのお誘いで決心がついたんだと思います。ありがとうございます。」ってお返事くれました。

ピアノを弾けるようになるための教室なのですが、ピアノが弾けるようになることで自信がついたり、音楽を楽しむ心が生まれたりと、いろんな相乗効果がある気がしています。

私もしっかりピアノを弾けるようにサポートしていくのはもちろんなのですが、相乗効果の部分も大切に育てていけたらいいなと指導に当たっております。