両手奏ってむずかしいんですよ。(>_<)
右・左と違う動きをする訳ですからね。そりゃそうですよ。脳科学の世界でもピアノは両手がむずかしいんだ!!って言ってますしね。笑
でも意外と小さいうちは(幼稚園から小学2年生くらいかな)感覚で生きているのでスルッと両手が弾ける事も多いんですけど。
感覚で生きているとは→わかりやすくいうと赤ちゃんがおなかがすいたら泣いちゃったりとか、小さい子でもぐずったり機嫌がわるくなったりしますよね。その感覚です。大人は人の目とか気にしますし、我慢できますよね。そんな感じで脳が子どもから大人になる感覚になるにつれて、楽譜が読みずらくなることが起きてくるんです。
今回のお話の出てくる小5男子Aくん。子どもの感覚から大人の頭脳を使う脳みそへと変わりつつあって、両手になると、つっかえる回数が増えてしまうことが多くなってきて、少しずつやる気も喪失していました。
このままではいけないと(挫折感は辞めたくなる気持ちと比例してますので(^◇^;))大人の脳に合わせた楽譜の読み方にシフトしていくことにしました。
※大人の脳に合わせた楽譜の読み方とは・・・(右手を弾いているときに左手なにやってる?とか、何番の指で何の音弾いてる?とか、1つ1つ音の動きを口に出して確認して、脳に把握させて弾くやり方なんです。はじめは少しめんどくさい感じですが、1度できると脳も賢くてスルッと両手が弾けるようになるんですよ。)
小5Aくんも「あっこれわかりやすい!」とその後、両手奏がスラスラ弾けるようになりました。\(^O^)/ヤッタネ‼
ピアノは簡単ではありませんが、その子その子にあった方法でわかりやすく教えてあげるよう心がけてます。