たまに生徒さんから、「先生、この音、変な音じゃない?」とか「(右手の音と左手の音)音と音が合わなくない?」とか聞かれることがあります。

音と音とが重なって聞こえた時に、音が調和された聴きごごちの良い音は協和音といい、不安定で聴きごごちの悪い音は不協和音という名前が付いています。

これは音と音の間の数で決まっていて、専門的な話になってしましますが、協和音は完全1・8・4・5度、長短3・6度の音程のこと、この音程だと聴き心地が良い音になります。それ以外の音程は、不協和音ということになります。

不協和音は聴きごごちが悪いといっても曲の通過音、メロディーの途中に出てきてすぐ協和音に戻る場合は全く問題なく使うことができます。スパイスのような音になるので、曲が素敵になる場合がほとんどなのです。

小学生の生徒さんたちは、ゆっくり練習した時に不協和音が目立って聞こえてしまうことが多いので、そんな時は私が普通のテンポで弾いて聞かせるとみなさん、納得します。

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